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ヘッジファンドは問題なのか?

ヘッジファンドの傍若無人な振る舞いは、世界中で問題になっており、何らかの規制を与えるべきだという声も少なくありません。原油価格の高騰や、株式相場の乱高下は、ヘッジファンドが潤沢な資金にさらにレバレッジを加えて、巨額の運用を行うことが原因です。

サブプライム問題でも、彼らが巨額の資金を動かすことで、市場の過度な動揺を誘い、問題を深刻化させた側面も強いです。一般投資家からすれば、市場を過度に荒らすということで、KYな奴等と同等だと感じている人も多いでしょう。

しかしひとつ問題なのは、ヘッジファンドは何も大富豪から預かった資産を動かしているだけではなく、保険会社や年金基金からも運用を託されているのです。つまり我々が支払った年金や保険料も、ヘッジファンドを通じて間接的に、相場の乱高下などの問題を引き起こしている可能性があるのです。

ヘッジファンドで運用されることを我々が望んでいる訳ではないですが、年金基金などの公的な機関でさえ運用を任せているということで、現在の資本主義社会では、彼らは必要とされている側面もあるということです。何とかして欲しいのは山々ですが、ヘッジファンドがそう簡単に規制をかけたりすることが出来ない存在であるということは、我々も認識しておくべきでしょう。

ヘッジファンドの行動は読みやすい!?

ヘッジファンドの資金が大量流入している市場では、株式でも為替でも、金や原油などの商品でも、一方通行の相場になりやすいのが特徴です。つまり、上がるときも下がるときも極めて極端な値動きを示すのです。

これはヘッジファンドが半年や四半期といった短いスパンごとに、常に利益を上げることを求められているので、彼らが短期売買中心の投資になることが原因です。そして動かす資金が大きいために相場に対する影響力が極めて強く、彼らが売り出すと値段が急激に下がるので、他の投資家たちもパニック売りに走りがちになります。

このことは逆に、一般投資家からしてみれば有利に立ち回れるチャンスだとも見て取れます。パニック売り時には、実体のリスク以上に大きく値下がりするので、長期投資を考える上では絶好の買い場だと言えるからです。現に日本株の現状などは「数年〜数十年に一度のバーゲンセールだ!」と見ている専門家も多いようです。

投資をしている人は、決してヘッジファンドの動きに釣られてはいけません。彼らと違い、長いスパンで結果を出せば良いのですから、市場の動きに惑わされず、冷静に現状分析をして投資行動を取るべきでしょう。

 


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